終の棲家

終の棲家

住む場所を変えた理由

夫婦ともに関西出身。転職した会社の本社が東京にあったため、社会人としての後半は東京に住んでいた。関東は関西に比べ家賃も含めて物価が高く、関西で入手できる農作物や海産物も手に入りにくい。老後はやはり慣れ親しんだ関西で過ごしたいという気持ちが強かった。

幸い従業員の都合も考えてくれる素晴らしい会社だったので、再雇用の身分であっても転勤を認めてくれた。しかも引越費用は会社の負担。転居先の家賃も会社が負担してくれるとのことだったが、退職後は自分で契約し直す必要があるため辞退した。UR都市機構の賃貸に住んでおり、家賃が下がる部屋への住み替えは収入確認の手続きが不要となる。敷金も修繕費用を差し引いた額で引き継がれるため、自分名義のまま契約し直す方が得策だと考えた。実際のところ月々の家賃は4万円ほど下がり、敷金は修繕費用を差し引いても5万円ほど返ってきた。

転居先の条件

年とともに体力も経済力も落ちる。快適な老後生活になるかどうかは環境次第。関西に戻ることによって家賃を含む支出は抑えられる。さらに次の条件で絞り込めば老後にふさわしい場所を選定した。

  • 近隣にスーパーが3件以上あること
  • 近隣に医療機関があること

近隣にスーパーが多いと価格競争をしてくれる。医療機関については言わずもがなである。

そして次の条件も重要視した。

  • 地盤が固く、洪水の危険性がないこと(ハザードマップ等で確認)
  • 治安がよいこと
  • 自然に恵まれ、公園が多いこと
身の安全は最優先。健康維持のために散歩できるところがよい。

終の棲家

住まいはUR都市機構の賃貸で探した。UR都市機構のよいところは保証人が要らないこと。誰にも迷惑をかけない。独立行政法人なのでどこの不動産屋よりも信頼できる。ネットで探してよい物件があれば、公開されている物件を内覧させてくれる。釣り物件などはなく、変な営業をされることもない。ネットの情報も正確で内覧した日に即契約した。

選んだ住まいは高台にあるため坂は多いが、公園も多く散歩するには最適な環境だ。徒歩範囲で3件ほどスーパーがあり、自転車を使えば6件に増える。医療機関も選択に困るほどある。老人ホームに入るころまで過ごすにはちょうどよい。

すでに2年住んでいるが、心からこの場所が好きだと言える。